トップメッセージ

個人投資家の皆さまへ

個人投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。

今後の社会経済環境の見通しにつきましては、米国経済は底堅い個人消費にけん引され、概ね好調に推移すると見込まれます。一方で、中国その他新興国の先行きや原油価格の動向などに不透明感も見られ、さらには英国のEU離脱に向けた動きや地政学的リスクの高まりなど、世界経済全体としては不確実性が高まってきています。
わが国においては、雇用・所得環境の更なる改善による個人消費の伸びや、インバウンド需要の拡大も期待されますが、消費税率引き上げ再延期を巡る動きや、世界の政治・経済の情勢が日本経済に与える影響にも十分留意する必要があるものと考えています。

加えて、当社グループを取り巻く環境は、ICTの加速度的な進化やダイバーシティの進展により、くらしや働き方がますます多様化するなど、今後、ますます変化していくことが予想されます。提供する「くらしやビジネスライフ」も、そのニーズに応えていけるよう、当社自身がもっと多様化していかなくてはならず、その一つとして女性活躍の推進やグローバル人材の登用、育成といったことについても、これまで以上に取り組みを進めていかなくてはならないと考えています。
このような環境のもと、当社グループが、2015年度から2017年度の3年間を計画期間とするグループ中期経営計画「イノベーション2017 ステージU」で定めた成長戦略を今後も着実に実行するとともに、これら人材育成の観点も十分に踏まえながら、引き続き、国内事業の競争力強化と海外事業の更なる成長を目指していきます。

具体的には、国内では、社会の成熟化に伴う顧客ニーズの変化に対応するために、ハードの提供だけでなく、豊かで快適な時間を過ごすためのサービスも併せて提供するべく、「不動産のソリューションパートナー」から「ビジネスとくらしのソリューションパートナー」へと、ビジネスモデルを革新していきます。
海外では、飛躍的な成長を実現するため、総合デベロッパーとしての当社の強みと、各国のマーケットに精通したパートナーの強みを組み合わせ、欧米・アジアそれぞれのエリア特性を活かし、安定性と成長性に富んだポートフォリオを構築していきます。
また、内部管理態勢の強化など引き続きコーポレート・ガバナンスの充実に努めるとともに、環境理念「&EARTH」のもと、人と地球がともに豊かになる社会の実現に向け、都市環境の創造と地球環境の保全への貢献等、企業の社会的責任を十分に果たしながら、企業価値の向上に努めていきます。

個人投資家の皆様におかれましては、なにとぞ変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

平成28年6月
代表取締役社長
菰田正信

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