ニュースリリース
2001

※ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

  • 住まい

三井不動産のマンションで高齢者対応仕様を策定・標準化
「ケアデザインプラン」を全物件に導入

平成13年5月28日 三井不動産株式会社

 三井不動産株式会社は、21世紀の高齢社会を見据え、平成11年2月から「介護のある暮らしをもっと豊かに」をコンセプトに、「ケアデザイン」ブランドによる介護支援事業を展開しておりますが、今般、マンションにおける当該分野でのニーズに対応するため、「ケアデザイン」のノウハウを活用した専有部(以下、住戸内)と共用部の高齢者対応仕様(以下「ケアデザインプラン」)を当社の全マンションに導入してまいります。

 「ケアデザインプラン」の導入にあたって、住戸内仕様と共用部仕様の双方について、「ケアデザインプラン設計マニュアル」を策定いたしました。今後、当社の発注する首都圏の物件から、順次適用してまいります。

 「ケアデザインプラン」とは、家族を在宅で介護する可能性を想定しつつも、当面は通常の暮らしをするというニーズにも応えるもので、在宅ケアに対応できる住まい(要介護者との生活に対応できる仕様)として通常のマンションの延長線上にあることを特長とし、介護サービス付きマンションや有料老人ホームとは異なるものです。

 「ケアデザイン住戸内プラン」は、まず第一に、現在介護が必要な場合は当初から「ケアデザイン住戸内プラン」の選択ができることのほか、第二に、(当初「ケアデザイン住戸内プラン」を選択しなくても、)将来の介護に備えて介護の必要程度に応じた器具の追加や設計変更がし易い工夫を予めしておくものとなります。具体的には、高齢者の生活に対応できるプランニング(間取り)やバリアフリー化(上がり框は除く)をはじめ、車椅子対応の洗面台(OPTION選択)、廊下や出入口幅等のモジュール確保、扉の引戸化、手摺設置及び手摺り設置(準備)のための下地処理、コンセントの高さ設定等、キメ細かい独自の基準と工夫をこらした設計仕様です。この「ケアデザイン住戸内プラン」を、各マンションに必ず1タイプ以上(メニュープランも含む)設置することから開始します。

 共用部分については、将来的な変更が管理組合の了解がないと困難であるため、当初から「ケアデザイン共用部プラン」の仕様を、全てのマンションで標準化します。
具体的には、介助式車椅子をご使用の方が住戸の玄関までスムーズに到達できるよう、マンション入口から住戸玄関までがバリアフリーとなる経路を設定し、共用廊下に手摺りの設置をおこなう他、車椅子の動作を考慮したエレベータホールスペースならびにエレベータの大きさを確保する等の対応をいたします。

 なお、当社マンションでは従来から、当社独自のセキュリティーシステム「ベルボーイ」を導入しており、このなかで「緊急コール」を設置しております。これは、緊急時にガードマンが駆けつけるとともに、予めご入居者のご希望に応じて登録した、かかりつけの病院やご親族等、3ヶ所の緊急連絡先に連絡が可能なシステムです。今回の「ケアデザインプラン」とあわせてご利用いただくことで、より安心な生活をサポートできるものと考えております。

 「ケアデザインプラン」策定にあたっては、昨年7月に初めて「ケアデザインパッケージ」を導入し、販売した「パーク・ハイム豊中緑地公園」(大阪府豊中市:平成12年6月21日リリース)での対応及び販売結果等も踏まえて取り組んでまいりました。

 「ケアデザインプラン」の導入にあたっては、当社の住宅情報誌である「こんにちは」の会員に対するインターネットによるアンケートを行いましたが、以下のとおり、お客様の関心も大変高いことが結果としてわかりました。

<ケアデザインプランに関するアンケート結果(抜粋)>

Q.マンションの住戸内は、将来的にどのレベルまでの変更ができると安心ですか?

結果 「車椅子を利用する」レベルまでをご希望される方 54%
「手摺や杖が必要だが自立して歩ける」レベルまでをご希望の方 40%
「手摺や杖に頼らないで生活できる」レベルまでをご希望の方 6%
「車椅子を利用する」生活が可能なレベルまで、住戸内が将来的に変更できると安心と考えている方が最も多く、54%。

Q.1年以内にマンション購入をするとしたらどのタイプを検討されますか?

結果 「将来的に高齢者対応が可能な住戸」を検討される方 77%
「現在高齢者対応がなされている住戸」を検討される方 14%
「現在も将来も高齢者対応ができない住戸」を検討される方 9%
現在もしくは将来に高齢者対応されている住戸を検討される方の割合はあわせて91%。

Q.三井不動産の「ケアデザインプラン」の取組みについて?

結果 期待する 97%
期待しない 3%
「高齢者対応」のマンションへの取組みに対しては高い期待をしている方がほとんど。

*平成13年5月実施(対象数:約15,000有効回答数:911回答率:約6%)

  • 当社は今回の対応を、昨年9月の「エコ仕様」策定・標準化に続く、三井不動産のマンション事業における重要な商品戦略の一つと位置付けており、先に公表した「住宅性能表示の全物件への導入」「アフターサービス業務の直営化」ともども、顧客志向の観点から積極的に展開していくことといたします。具体的には首都圏第一号物件として「パーク・ハイム茅ヶ崎東海岸南」を、先ず6月上旬から販売開始いたします。
  • ケアデザイン事業は、介護生活ギャラリー「ケアデザインプラザ」(玉川島屋S・C西館1階に開設)や介護生活情報誌「ケアデザイン」(有料・年4回発刊)などを通じた活動を鋭意実施してきた結果、プラザの来場者は平成11年2月の開設以来、1万人を超え(1日あたり平均20名の来場者)、情報誌「ケアデザイン」は、首都圏を中心に有料購読者数、毎号約1万人に達しております。今般の「ケアデザインプラン」の策定には、これらの活動を通じて蓄積された顧客ニーズも充分に反映されております。
  • 三井不動産は、お客様が当社マンションに期待する「信頼性」と「先進性」に応えていく為に、顧客志向の視点を念頭におき、お客様とのコミュニケーションを通じながら、今後も新しい取り組みを行っていく所存です。

以上

※なお、今後販売センターにおいて「ケアデザイン」誌をご希望の方に差しあげ、ケアデザインの理念をご理解いただくようにもしてまいります。

【パーク・ハイム茅ヶ崎東海岸南概要】

建物外観完成予想図


※予想図は、図面をもとに描き起こしたもので実際とは多少異なります。

(1期概要)

所在地 神奈川県茅ヶ崎市東海岸南3丁目11483番257他
交通 JR東海道本線「茅ヶ崎」駅下車徒歩14分
総戸数 33戸(事業協力者4戸含む)
販売戸数 15戸
販売開始 平成13年6月上旬(予定)
敷地面積 1,580.08m2
建物面積 737.26m2
延床面積 3,518.72m2
構造・規模 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造8階
専有面積 75.08m2〜130.86m2
建物竣工 平成14年6月下旬
最多価格 4,500万円台(予定)[76.71〜81.61u・3LD・K]
売主 三井不動産(株)
販売代理 三井不動産販売(株)
管理 三井不動産住宅サービス(株)
設計・施工 大成建設(株)

「ケアデザインプラン」アンケート回答集計結果

調査実施時期: 平成13年5月
調査実施対象: 当社住宅会員組織「ハウジングメイト」約15,000人

将来的に必要な高齢者対応レベル(住戸内)について

Q.高齢者対応マンションについて、住戸内は、将来的にそのレベルまでの変更ができると安心ですか?

回答選択肢

  1. 手摺や杖に頼らないレベル
  2. 手摺や杖が必要だが、自立して歩けるレベル
  3. 歩くのが困難で車いすを利用するレベル

結果
  • 「車椅子を利用する」生活が可能なレベルまで、住戸内が将来的に変更できると安心
    50歳台の方が、「将来的変更」レベルまで求める割合が最も高い。

  回答番号  
年齢 1 2 3
10代 2
66.7%
1
33.3%
0
0.0%
3
100.0%
20代 6
9.7%
25
40.3%
31
50.0%
62
100.0%
30代 23
5.8%
163
41.1%
211
53.1%
397
100.0%
40代 18
6.6%
110
40.4%
144
52.9%
272
100.0%
50代 3
2.2%
48
35.0%
86
62.8%
137
100.0%
60代 3
7.5%
17
42.5%
20
50.0%
40
100.0%
55
6.0%
364
40.0%
492
54.0%
911
100.0%

  回答番号  
性別 1 2 3
43
6.8%
266
42.1%
323
51.1%
632
100.0%
12
4.3%
98
35.1%
169
60.6%
279
100.0%
55
6.0%
364
40.0%
492
54.0%
911
100.0%

1年以内の購入を考えた場合のタイプ選択について

Q.今後1年以内にマンションをご購入されるとしたら、下記のいずれのタイプをご検討されますか?

回答選択肢

  1. 現在高齢者対応されている住戸
  2. 将来的に高齢者対応が可能な住戸
  3. 高齢者対応が出来ない住戸でもかまわない

*上記の「高齢者対応」=(高齢者生活に適した部屋のレイアウト・車椅子用に廊下幅広い。手摺りが充実など)


結果
  • 現在、もしくは将来的に高齢者対応されている住戸を検討される方は、91%
    (将来的に高齢対応が可能な住戸を検討される方=77%、現在高齢者対応されている住戸を検討したい方=14%)

  • 「現在高齢対応されている住戸」を検討される方の割合は60歳以上が最も高いのに対し、「将来的に高齢者対応が可能な住戸」を検討される方の割合は、40歳台が最も高い。

  回答番号  
年齢 1 2 3
10代 0
0.0%
3
100.0%
0
0.0%
3
100.0%
20代 7
11.3%
48
77.4%
7
11.3%
62
100.0%
30代 48
12.1%
303
76.3%
46
11.6%
397
100.0%
40代 34
12.5%
220
80.9%
18
6.6%
272
100.0%
50代 29
21.2%
99
72.3%
9
6.6%
137
100.0%
60代 9
22.5%
30
75.0%
1
2.5%
40
100.0%
127
13.9%
703
77.2%
81
8.9%
911
100.0%
  91.1%    

  回答番号  
性別 1 2 3
84
13.3%
493
78.0%
55
8.7%
632
100.0%
  91.3%  
43
15.4%
210
75.3%
26
9.3%
279
100.0%
  90.7%  
127
13.9%
703
77.2%
81
8.9%
911
100.0%
  91.1%  

「ケアデザインプラン」(高齢者対応マンション)への取組みについて

Q.このような三井不動産の「ケアデザインプラン」への取組みについてどう思いますか?

回答選択肢

  1. 非常に期待する
  2. 期待する
  3. あまり期待しない
  4. 期待しない

結果
  • 「ケアデザインプラン」の取組みに対しては期待する(「非常に期待する」+「期待する」)の割合は97%、特に女性は、99%が期待している

  回答番号
年齢 1 2 3 4
10代 3
100.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
20代 19
30.6%
41
66.1%
2
3.2%
0
0.0%
30代 169
42.6%
208
52.4%
14
3.5%
6
1.5%
40代 112
41.2%
153
56.3%
6
2.2%
1
0.4%
50代 60
43.8%
74
54.0%
3
2.2%
0
0.0%
60代 23
57.5%
17
42.5%
0
0.0%
0
0.0%
386
42.4%
493
54.1%
25
2.7%
7
0.8%
  96.5%  

  回答番号  
性別 1 2 3 4
249
39.4%
355
56.2%
21
3.3%
7
1.1%
632
100.0%
  95.6%  
137
49.1%
138
49.5%
4
1.4%
0
0.0%
279
100.0%
  98.6%  
386
42.4%
493
54.1%
25
2.7%
7
0.8%
911
100.0%
  96.5%  
 

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