2017年

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柏の葉地区における公・民・学連携の都市デザイン・マネジメントが
日本都市計画学会の2016(平成28)年度「石川賞」を受賞

2017年5月29日
柏の葉アーバンデザインセンター
柏市
三井不動産株式会社

このたび、柏の葉地区(千葉県柏市)における「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)による公・民・学連携の都市デザイン・マネジメント」が、公益社団法人日本都市計画学会が表彰する2016(平成28)年度の「石川賞」を受賞いたしましたので、お知らせいたします。

同賞は、都市計画に関する独創的または啓発的な業績により、都市計画の進歩、発展に顕著な貢献をした個人または団体を表彰するものです。

受賞の概要

表彰者 公益社団法人日本都市計画学会
賞名 2016(平成28)年度 石川賞
受賞日 2017(平成29)年5月26日
受賞作品 柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)による公・民・学連携の都市デザイン・マネジメント
受賞者 柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK) センター長
東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授
出口 敦
柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK) 副センター長
千葉大学大学院工学研究院 教授
上野 武
柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK) 副センター長
三牧 浩也
柏市
三井不動産株式会社


受賞者一同 (右からUDCK副センター長 三牧 浩也、UDCKセンター長 出口 敦、柏市長 秋山 浩保、UDCK副センター長 上野 武、三井不動産(株) 副社長 北原 義一)

受賞理由(※日本都市計画学会発表「授賞理由」より)

「当該作品は、千葉県柏市柏の葉地区を舞台に、公:柏市、民:三井不動産、学:東京大学、千葉大学といった様々なセクターのプレーヤーが協働し、都市デザイン・マネジメントの組織を形成し、実際の空間デザインとマネジメントを進めてきた、先駆的な取り組みである。

当該地区での活動は、これからの日本の都市計画進め方の一つの規範となり今後の方向性を示すものであり、特に次のような点で特徴的であり、評価に値する。

第一に、継続的な事務局機能を有する組織であり、それが産官学一体として運営されていることである。例えば「キャンパスタウン構想」について、UDCKが事務局となり、2011から15年まで毎年フォローアップを実施していること。これは継続的な事務局機能がなければ達成できない業務である。環境に関連する評価も同様である。

第二に、費用分担のルール化、公共空間管理のルール化がなされていることである。公共空間の維持管理において、店舗の収益を維持管理費用に還元する仕組みを導入し、その担保の組織として活動していること。また、調節池の高質化の費用負担を地権者による協議会に負担をさせたことなど、エリアマネジメントの重要な要素である費用負担に関するモデル的な取り組みとなっている。

第三に、NPO支援センターとのコラボによる住民参加がなされていることである。企業主体のまちづくりの場合、企業が中心となる活動が主となる傾向が強いが、ここでは同団体が住民主体のサークル活動、コミュニティ活動のプラットフォーム機能を担う中間支援組織として機能することにより、企業主体のまちづくりに住民の参画を進めている。

これらに加えて、当該地区が米軍返還財産(柏通信所)の活用であること、宅鉄法にもとづく常磐新線との一体的開発であること、など日本の現代都市計画における特別な手法を用いた開発事業を基盤にしており、それが当該団体の取り組みによって水準以上の成果を上げている点についても、大いに評価される。

以上の点からこの作品は、石川賞に値すると判断した。」

柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)について

柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)は、千葉県柏市北部のつくばエクスプレス沿線エリア「柏の葉地区」における、公・民・学が連携したまちづくりの拠点として、2006年11月につくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅西口に開設いたしました。

柏の葉地区では土地区画整理事業により新たなまちづくりが進められる中、UDCKは同地区のまちづくり構想である「柏の葉国際キャンパスタウン構想」に基づき、緑豊かで質の高い都市空間を実現するため、駅前等の拠点的な公共空間の高質化と、地区内の民間建築物の景観誘導の2つの機能を軸に、関連事業の計画策定の支援、デザイン調整、事業後の公共空間のマネジメントを担っています。

また、土地区画整理事業の進捗とともに、新規住民が増加する中、新たなコミュニティ形成の支援や、担い手の育成にも取り組んでいます。

規制緩和や地方分権が進み、都市間競争が激化するなど社会・経済情勢が大きく変化し、多主体が連携した方法による都市デザインが模索される中、UDCKは地域に根差したまちづくりの推進拠点として、約10年間にわたる数々の先駆的な活動を通じ、都市デザインの方法、仕組みを構築するとともに、質の高い都市空間の実現に向けた取り組みを進めています。

(ご参考)
柏の葉地区(航空写真)

関連ウェブサイト(URL)

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