社会貢献・環境への取り組み2011

三井不動産グループの環境への取り組みについて 〜第三者コメント〜

三者コメント:時代を先駆ける「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」への取り組みとグローバル展開を評価

伊香賀俊治様

伊香賀 俊治 様 慶應義塾大学
理工学部
システムデザイン
工学科 教授

3月11日に発生した東日本大震災は、「省エネ」に加え「創エネ」「蓄エネ」の重要性を再認識させました。三井不動産グループが先行的にこれらに取り組んでいることが改めて確認でき印象的でした。
「創エネ」「蓄エネ」が「柏の葉キャンパスシティ」「パークシティ国分寺」「green's」等のフラッグシッププロジェクト・モデルで導入が進み、さらに多くの物件へ今後普及させる姿勢や中国等グローバルへ展開する姿勢は、リーディングカンパニーとして大きく評価できるものだと思います。
また新築オフィスビルの省エネ・省CO2の先導的取り組みに加え、既存オフィスビルでも設備機器の運用改善や照明のLED化などが着実に実施されており、CO2排出量の着実な削減にも実績として表れています。
特に既存オフィスビルの省CO2改修工事に100棟単位で計画的に取り組まれている。国で既存オフィスビルの改善が課題となる中、計画的に多数の建物の改修を進めており、こうした着実な取り組みは評価でき、今後もさらに進めてほしいと考えます。
自然の光や風を利用したパッシブ性能や街並み景観づくり、さまざまな人々とのコミュニケーションを誘発する空間づくり等、建物の価値を向上させる取り組みは、省エネ・省CO2だけでなく、知的生産性の向上や健康維持・増進などにもつながります。国も「低炭素化」「知的生産性の向上(業務系)」「健康の維持・増進(住宅系)」を今後の大きなテーマに掲げています。三井不動産グループの行う幅広い環境への取り組みは、すでにこうした点への配慮も含まれており、これらの視点からの紹介も増えれば、より一層充実したものとなると思われ、そうした点にも期待したいと思います。

第三者コメント:パッシブデザインの具体化と、エネルギー自給を目指す先進性に期待

山川文子様

山川 文子 様 エナジーコンシャス代表
消費生活アドバイザー、省エネルギー普及指導員

東日本大震災に端を発した電力供給不足は、人々の住まいと、暮らしを支えるエネルギーに対する考え方やニーズを大きく変えたと言えます。三井不動産グループが提供する住宅は、その変化したニーズに、既に的確に対応したものとなっており、従来よりも一層充実したと感じました。例えば、分譲マンションの環境対応パッケージや、戸建注文住宅「green’s」に取り入れられているパッシブデザインの各手法は、エアコンなどの冷暖房機器に頼らずに快適に暮らしたいという気持ちに応えるものです。「パークシティ国分寺」は、さらに創エネ・蓄エネ設備も備えており、エネルギー自給に近づくことを可能とする先進的な事例と言えます。
既築住宅の環境負荷低減対策にも取り組まれています。これまで一般的にはあまり積極的に行われてこなかった外壁や窓の断熱工事が、「暮らし継がれる家(マンション)」における改修に含まれています。先導事業で蓄積される知見を基に、広く展開されることを期待します。
住居空間や周囲の街並みは、そこに暮らす人々が育てるものです。「パークシティ浜田山」のガーデンツアーは、居住者が、住まいと周囲の環境に愛着を持つきっかけとなることでしょう。「エネルギーの見える化」システムは、省エネルギーに配慮した暮らしをするための第一歩を、居住者に提供しています。
最後に、2010年度の報告書と比較して、各取り組みの成果を数値で明記している項目が増えていることにも注目しました。三井不動産グループの、環境に対する真摯な取り組み姿勢と、成果を感じることができます。
今後も、業界のリーダーとして、先進的な取り組みと普及への継続的な企業活動を着実に進めていかれることを期待します。

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