社会貢献・環境への取り組み2011

CO2の削減

分譲マンションの環境対応をパッケージで考える

住まいのCO2削減には、設備機器や建物仕様単体ではなく、ソフトとハードを組み合わせて1つのパッケージとして捉えた取り組みが求められています。
三井不動産レジデンシャル(株)では、分譲マンションの環境対応をパッケージ化し提供しています。省エネ・創エネなどのエネルギーデザイン、自然の力を活用するなど機械設備に頼らない建築デザイン(パッシブデザイン)、自家用車からのCO2排出の抑制に貢献するモビリティデザインなどを採り込み、より高い環境性能の実現を目指しています。さらに、ソフト面の充実を図るため、エネルギー等の「見える化」や「すまいのECOチャレンジ」など、ご入居者のエコ活動を促進する仕組みづくり(コミュニティデザイン)にも力を入れています。

分譲マンションの環境対応パッケージ

パッシブデザイン モビリティデザイン
エコガラス(Low-E複層ガラス等)、可動ルーバー、保水ブロック、緑のカーテン用フック
など
電気自動車用充電器、エコカーによるカーシェアリング、レンタサイクル
など
エネルギーデザイン コミュニティデザイン
LED照明、高効率ガス給湯器、太陽光発電、エネルギー等の見える化
など
すまいのECOチャレンジ、Webサイト・コミュニティ組織の設立
など

「パークシティ南千里丘」

「パークシティ南千里丘」完成予想CG

「パークシティ南千里丘」完成予想CG

「パークシティ南千里丘」(大阪府摂津市)は、「低炭素型社会の実現」をテーマに街づくりが進められている摂津市駅前の南千里丘周辺地区の一角に立地しています。「南千里丘まちづくり」の理念に基づき、「パークシティ南千里丘」でもさまざまな省CO2仕様を採用しています。
高効率ガス給湯器「エコジョーズ」やLow-E複層ガラスなどを採用し、次世代省エネルギー基準※1と設計・建設住宅性能評価※2(省エネルギー対策)の最高等級「等級4」を取得するとともに、大阪府のCASBEEにおいてもAランクの認証を取得しています。また、電力やCO2だけでなくガスや水道の使用量も表示できる「新ECOマネシステム」を採用し、「見える化」を図っています。そのほか、共用部の電力用の太陽光発電システムやエコカー2台によるカーシェアリング、屋上緑化・壁面緑化、雨水利用システムなども導入しています。
さらに、ご入居者のエコ活動やその他のサークル活動をサポートするコミュニティ組織「CLUBEGG」を設立・運営しています。

「パークタワー勾当台公園」

「パークタワー勾当台公園」完成予想CG

「パークタワー勾当台公園」完成予想CG

「パークタワー勾当台公園」(仙台市青葉区、2012年2月竣工予定)では、高効率給湯器「エコキュート」やLED照明、打ち水ブロックなどを採用するとともに、太陽光発電システム(10kW)や電気自動車充電器などを導入するなど、省エネルギー法のトップランナー基準※1相当の設備・仕様となっています。また、CO2排出量等を表示する「省エネナビ」を、東北エリアの分譲マンションでは初めて全戸に設置し、エネルギー等の「見える化」に対応します。

※1 次世代省エネルギー基準:1999年3月に改正された「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断と基準」および「同設計及び施行の指針」のこと。断熱性・気密性が高められています。
※2 住宅性能評価:住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度における住宅性能評価。新築住宅については、設計段階で設計図書を基に性能を評価するものと、建物完成時に性能を評価するものの2種類があります。
※3 トップランナー基準(住宅):次世代省エネルギー基準を満たしたうえ、2008年度時点での一般的な設備(エアコン・照明・給湯器など)を備えた住宅に比べ、エネルギー消費量をおおむね10%以上削減することが求められます。

「パークシティ国分寺」

「パークシティ国分寺」完成予想CG

「パークシティ国分寺」完成予想CG

「パークシティ国分寺」(東京都国分寺市、2012年3月竣工予定)も、省エネルギー法のトップランナー基準相当の設備・仕様となっており、LED照明などの省エネ設備の採用のほか、太陽光発電システム(創エネ)とリチウムイオン蓄電池システム(蓄エネ)を導入しています。さらに、CO2排出量等の「見える化」、屋上庭園・菜園、保水ブロック、パッシブウィンドウシステム、エコカー2台によるカーシェアリング、電動アシスト付き自転車7台によるレンタサイクルシステムなども採用しています。
また、Webサイト「国分寺エコクラブ」を開設し、エコ活動に対するポイントの付与、環境に関する情報提供・交換など、ご入居者のエコ活動を応援する仕組みづくりを行う予定です。

トピックス:「パークシティ国分寺」の創エネ・蓄エネ

「パークシティ国分寺」では、共用部のLED照明、エレベーター、給水ポンプなどの電力用に新世代型のCIS(薄膜化合物系)モジュールを使用した太陽光発電システム(40kW)を導入。また、共用施設「ゼロエミッション・ゲストハウス」にも、太陽光発電(4kW)と太陽集熱(給湯・暖房利用)を組み合わせたハイブリッド・ソーラーシステムを導入します。合計44kWの発電能力は、1年間に12世帯が消費する電力をまかなえる量※4であり、年間15.8tのCO2の削減を見込んでいます。
さらに、リチウムイオン蓄電池(100kW)を導入し、昼間発電した電力の余剰分を夜間や災害時の防災用電力として活用する計画です。
なお、「パークシティ国分寺」の販売センターにおいても、太陽光発電システム1基(5.46kW)を導入しています。

「パークシティ国分寺」の太陽光発電システム+リチウムイオン蓄電池の概念図

※4 1年間に12世帯が消費する電力をまかなえる量:1世帯当たりの電力使用量としてはCASBEE-新築(簡易版)Tool-1B(2008年版)表III.2.10の基準値(集合住宅地域4)を基に、床面積70m2として基準値を算出しています。

「パークホームズ西春グランアトレ」

「パークホームズ西春グランアトレ」完成予想CG

「パークホームズ西春グランアトレ」完成予想CG

「パークホームズ西春グランアトレ」(愛知県北名古屋市、2012年3月竣工予定)では、電気自動車用充電器(普通充電器)を1階の住戸全戸(12戸)に標準装備するほか、共用駐車場に急速充電器1基と普通充電器13基の計26基を設置します。三井不動産レジデンシャル(株)では、東海圏の分譲マンションへの電気自動車用充電器の設置は初の試みであり、1階の専用駐車場すべてに標準装備するのも初の試みです。
そのほか、Low-E複層ガラス、打ち水ブロック、エコジョーズの導入やエネルギー等の「見える化」の採用など、省エネルギー法のトップランナー基準相当の住宅仕様となっています。

災害時にも役立つ環境仕様を目指して

津崎 貴彦
三井不動産
レジデンシャル(株)

「パークシティ国分寺」では、省エネ・創エネ・蓄エネ設備を完備し、平常時のエネルギーの有効活用にも、災害時・停電時の対策としても、ご来場されたお客さまから高い関心と評価をいただきました。

省エネ法トップランナー基準に対応した戸建分譲住宅

三井不動産レジデンシャル(株)の戸建分譲住宅では、首都圏においてLow-E複層ガラスや「エコジョーズ」、CO2排出量等を表示する「セーブ・アース・ディスプレイ」などの導入を進めてきました。
2010年9月からは、首都圏および関西地域において、省エネルギー法に基づくトップランナー基準相当の住宅の供給を開始しました。

「ファインコート浜田山」

「ファインコート浜田山」完成予想CG

「ファインコート浜田山」(東京都杉並区)は、家庭用燃料電池コジェネレーションシステム「エネファーム」を全戸に設置しています。戸建分譲住宅で「エネファーム」を標準装備したケースは少なく、三井不動産レジデンシャル(株)の戸建分譲住宅では初の試みです。また、Low-E複層ガラスやエネルギー消費量を表示する給湯リモコン「エネルックリモコン」など、省エネルギー法のトップランナー基準相当の仕様となっています。

次世代省エネルギー基準を標準仕様とした戸建注文住宅

三井ホーム(株)は、「暮らし継がれる家」をブランドメッセージに事業を展開し、人にも地球環境にもやさしく、暮らすほど愛着が湧き、その愛着が世代を超えて受け継がれる家の実現を目指しています。
地球環境に貢献する施策の1つとして、次世代省エネルギー基準を標準仕様とし、省エネルギー性能と快適性の両立を推進しています。優れた断熱性能と構造強度を持つ6インチのダブルシールドパネルを屋根材とし、外壁には独自の高耐久湿式外壁下地であるBSウォールを、窓ガラスにはLow-E複層ガラスを採用しています。
さらに、太陽光発電システムや高効率給湯器、家庭用燃料電池コジェネレーションシステムの普及にも取り組んでいます。
また、三井ホーム(株)の戸建注文住宅はツーバイフォー工法による木造住宅であり、樹木が吸収したCO2を固定する役割も果たしています。永く住み継ぐことは、長期間にわたってCO2を貯蔵することにもなり、地球温暖化の抑制への貢献につながります。

三井ホーム(株)の独自技術「ダブルシールドパネル」

三井ホーム(株)の独自技術「ダブルシールドパネル」

“自然体で暮らす”環境型住宅「green's」

高効率太陽熱ソーラーシステム

高効率太陽熱ソーラーシステム

三井ホーム(株)は、“自然体で暮らす”環境型住宅新商品「green's」(グリーンズ)の販売を2011年4月下旬から開始しました。
次世代省エネルギー基準を標準仕様とした躯体性能をベースに、緑や風の流れを活かし、陽の採り入れ方を工夫したパッシブデザインとなっています。また、太陽光発電システムや高効率太陽熱ソーラーシステム、エネルギー監視システム、電気自動車充電用コンセントをはじめとする環境仕様を設定しています。
なお、上記の高効率太陽熱ソーラーシステムは、三井ホーム(株)が開発したもので、新開発の「高効率集熱パネル」により、同社従来品に比べ集熱効率が約18%向上しています。

心地よさと環境への配慮を両立した「green's」

石橋 円子
三井ホーム(株)

建物性能と省エネ性能向上により、住まいは快適で環境にやさしい暮らしの場となります。「green's」では、「当たり前の日常が快適、そして環境にやさしい」ことをご提案しています。

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