社会貢献・環境への取り組み2011

トップメッセージ

三井不動産グループの社会的使命

代表取締役会長 岩沙弘道 代表取締役社長 菰田正信

三井不動産株式会社
代表取締役社長

現在わが国では、東日本大震災の被害からの復興を目指し、官民力を合わせてこの国難ともいえる難局に立ち向かっています。三井不動産グループの事業においても、今般の震災により、「本当の安心・安全とは何か」「サステイナブル、すなわち持続的発展が可能な暮らしとは何か」といった課題をあらためて突きつけられることとなりました。この課題の克服と、日本復興への貢献に向け、グループを挙げて取り組んでいるところです。
三井不動産グループの社会的使命は、「都市に豊かさと潤いを」というグループ・ステートメントを実現することです。その推進のための、3つのCSR重要テーマとして《環境への取り組み》《高い品質の商品やサービスの提供》《新たな価値・市場創造へのチャレンジ》を掲げています。震災後の今、「安心・安全」「サステイナビリティ」といった強く望まれる価値の向上・深化に重点を置き、引き続き全力でこれら3つのCSRテーマに取り組んでまいります。

《環境》と《品質》への取り組み

《環境への取り組み》については、「グループ環境方針」のもと、「CO2の削減」「水環境の保全」「有害物質削減」「省資源・廃棄物削減」「自然環境の保全・活用」など幅広い観点から取り組みを進めています。
2010年3月には、環境コミュニケーションワード「& EARTH」(アンド・アース)を制定いたしました。三井不動産グループの街づくりが「地球とともにある」ことをこの言葉により再確認し、ステークホルダーの皆さまとともに、豊かで幸福な未来へとつながる新しい街を創り出していきたいと考えています。
一方、《高い品質の商品やサービスの提供》の要となるのが「安心・安全」です。2009年度から高層オフィスビルに導入を始めた「被災度判定システム」は、東日本大震災の初動対応でも大きな役割を果たしました。そうしたハード面に加え、「芝浦アイランド」における防災を軸にしたコミュニティ形成支援などソフト面にも配慮しながら、「安心・安全」を踏まえた《高い品質の商品やサービスの提供》に取り組んでいます。
特に気候変動への対応をはじめとした地球環境問題の観点からも、「安心・安全」な商品・サービスの提供のためにも、「創エネ・蓄エネ」は重要な鍵になると考えており、この分野の対応を強化してまいります。

《新たな価値創造》を海外でも展開

《環境》《品質》とともに《新たな価値創造》を実現するためには、新しい街づくりの視点が不可欠です。「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトに歴史と先進性の融合を図る「日本橋再生計画」や、次世代環境都市を目指す「柏の葉キャンパスシティプロジェクト」など、三井不動産グループではさまざまな街づくりの取り組みにチャレンジしています。
また、社会・経済がグローバル化する中、国内で蓄積してきた街づくりの経験やノウハウを広く海外に展開することも、《価値創造》へのチャレンジであると考えます。特に成長著しい中国をはじめとする東アジア地域においては、現地法人を設立するとともに大規模都市開発プロジェクトに参画するなど、積極的な取り組みを進めています。
三井不動産は2011年、創立70周年を迎えました。その間、時代時代の求める価値を創造・提供する姿勢は変わっていません。そして今、「安心・安全でサステイナブルな街づくりをハード・ソフト両面で推進すること」が、三井不動産グループの目指すべき《価値創造》であると考えています。
今後とも、三井不動産グループの社会・環境への取り組みに対して、皆さまのご理解とご支援、また忌憚のないご意見を賜りますようお願い申しあげます。

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