社会貢献・環境への取り組み2011

人材育成 〜幅広い視野と専門能力を持つ人材の育成〜

「不動産ソリューション・パートナー」の体現に向けて

三井不動産グループは、顧客ニーズとマーケットの変化を多面的にとらえて新たな価値を創造する「不動産ソリューション・パートナー」であることを目指しています。その実現のためには、業務に関する高度な専門性と特定分野に限らない幅広い視野を持つ従業員がそれぞれ個性を発揮する、多様な人材の集合体であることが必要です。そこで、グループ経営における人材育成・活用・能力開発に関しては、次の3点を重視しています。

  • 国内・海外・グループ会社で人材育成・能力開発
  • 優れた外部人材の確保
  • 高齢者・外国人など多様な人材の登用

そのため三井不動産では、多様な能力を向上させる体系的プログラムの提供や、多様なバックグラウンドを持つ人材の採用に努めています。

多様な能力を向上させる体系的プログラム

三井不動産では、従業員それぞれの能力やニーズに応じた能力開発のために、体系的かつ多様なプログラムを設けています。また、キャリア形成や能力開発について、人事部や上長と面談し、話し合う多くの機会を制度として用意しています。
研修については、従業員全員が三井不動産の従業員として保有しておくべき知識・スキルに関する人事部主催研修と、各部門特有の専門的スキルや商品に関する部門主催研修とに分かれます。
2010年度には、関連法規の理解の促進と対応のため、グループ会社および関係各部が連携して法令対応研修を重点的に行いました。また、グローバル人材を育成するための海外トレーニー研修、語学研修、マインドセット研修や、経営的な視点を醸成するための管理者に対する異業種交流型組織マネジメント研修を拡充させました。
また、特徴的な研修として、以下のような経営意識および企業文化の共有研修を行っています。

MEET21研修

役員を教授と見立て、各世代の社員数名とゼミ形式で経営問題を話し合い、役割・世代を超えた情報共有を行う研修

クロスエキスパート研修

部門長・グループ長クラスの人生を振り返った講話を聴き、自身のロールモデルを発見する一助とする研修

その他、三井不動産では、課題設定・育成面接や従業員の個別ヒアリングなど対話の場を多数設けることで、従業員自らの希望やビジョンに沿った納得感ある能力開発ができるようにしています。

多様なバックグラウンドを持つ人材の採用

三井不動産では、「不動産ソリューション・パートナー」の中核を担う人材として、幅広い視野と高いポテンシャルを持っていることを重視し、ダイバーシティ(多様性)の思想に基づいて多様なバックグラウンドを持った人材を採用しています。
新卒採用では、応募を検討する学生を対象に「ビジネス体感型セミナー」を実施し、学生たちに街づくりを計画するゲームに参加してもらうなど、デベロッパー事業への理解を深める工夫もしています。
総合職キャリア(中途)採用では、前職の業界を限定することなく、自由な発想と多様な経験を持った人材を広く募っています。また業務職キャリア(中途)採用では、社内外の関係者と協働しながら、目標達成に必要なさまざまな個別業務に主体的に取り組める人材を広く募っています。
また、2005年9月より高年齢者雇用安定法への対応として、一定の基準を設けた上で満65歳まで契約社員として再雇用する「再雇用制度」を制定し、運用しています。

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