ニュースリリース
2008

※ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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日本初の超高層ビル
「霞が関ビルディング」竣工40周年
—記念イベント開催—

平成20年4月9日 三井不動産株式会社

 日本初の超高層ビルとして昭和43年に竣工した霞が関ビルディング(36階建・高さ147m)は、平成20年4月12日(土)に竣工40周年を迎えます。当社では長年のご愛顧に感謝を込め、記念イベントを実施します(詳細は後述をご覧ください)。
 当ビルは竣工以来、平成元年から平成6年までの大規模リニューアル、平成11年から平成13年には外壁塗装・エントランス階のリニューアル、現在は低層部飲食店舗街の増改築工事を実施するなど、当社の都市開発コンセプト「経年優化」(時を経るにつれて成熟し、さらに価値を高めていく)の思想を体現するプロジェクトとして、40周年を迎えた現在も高い評価を受けています。
 明るいエントランスロビー、高級感あふれる各階共用部、1か月にのべ約2,000人が利用するテナント専用リラクゼーションスペース「Kiraku」を備え、また平成21年春には飲食店舗街がリニューアルオープンし、平成19年10月オープンの東京倶楽部ビルディングと一体となり「霞ダイニング」が全館オープンを迎えます。


竣工当時の霞が関ビルディング

現在の霞が関ビルディング


リニューアル後の低層部

■霞が関ビルディングについて

31mを超えるー「大都市における人間性の回復」

霞が関ビルディングの計画開始は昭和35年にさかのぼります。計画当初は31mの高さ制限を前提に、敷地いっぱいに9階建のビルを建てる計画でした。それを見た開発担当者は、都市に広場をつくり人間らしい空間を残せないものかと、高層ビルの建築可能性を探り始めます。
期を同じくして昭和36年の特定街区制度制定・昭和38年の建築基準法改正による容積制度導入がなされ、地震国・日本において高さ31mを超える高層ビルの建築が可能になりました。また、コンピューターの計算力に助けられた動的設計法による柔構造の採用が、100mを超える超高層ビル建設を可能にし、昭和43年4月12日、高さ147m・地上36階の霞が関ビルディングが誕生したのです。

霞が関ビルディングを生んだ柔構造理論

関東大震災後の東京で数多くの建物が倒壊する中、高さ36.4mの上野寛永寺の五重塔は何事もなかったようにその姿を保っていた——これが東京大学名誉教授・故・武藤清博士の柔構造理論着想の端緒となる有名なエピソードです。五重塔は、地面が揺れると心柱を中心にした多数の木組みが地震の揺れを分散・吸収する。これが現在の超高層ビル建築にも受け継がれる柔構造理論の基礎となっています。
これに対し従来の耐震構造は、鉄筋コンクリートで柱と壁を強くして地震の揺れに対抗する「剛構造」でした。剛構造ではどうしても建物の躯体が重くなり、高層ビルを建てようとすると、下層階はその重量を支えるために柱と壁が多くなってしまう。そのため、日本では超高層ビルは不可能と考えられていたのです。

展望回廊「パノラマ36」に行列の人

竣工当初は、当然のことながら関東平野を見渡す限りほとんどの建築物が霞が関ビルディングの約1/5以下の高さでした。霞が関ビルディング最上階の36階に設けられた展望回廊には、超高層ビルからの眺望を一目見ようと、人々が押し寄せました。入場料は250円(当時の地下鉄初乗り運賃が30円)。多い日には1日に1万人が来場。来場者は36階で眺望を、35階の東京會舘や1・3階の店舗で買い物や食事を楽しみました。展望回廊は、平成元年から開始されたリニューアル工事のため閉鎖されましたが、いまだに展望台を訪ねる来館者もいらっしゃいます。リニューアル後の36階は、展望台用に使われていた直通エレベータを持つオフィスフロアとなっています。

■40周年記念イベントについて

当社では霞が関ビルディング竣工40周年を記念するとともに長年のご愛顧に感謝を込め、記念イベントを実施します。

1.半田健人トークショー&コンサート

日時
会場
内容
4月11日(金) 18:00入場開始 / 19:00開演
けやき広場(外堀通り沿い・商船三井ビル向かい)
「超高層ビルマニア」「昭和歌謡の伝道師」として有名なタレントの半田健人氏が出演。トークショーでは、霞が関ビルを管理運営する霞が関オフィスの歴代所長3名が、半田健人氏と霞が関ビルの魅力・40年間のエピソードなどについて語りつくします。コンサートでは、半田健人氏が霞が関ビル竣工当時の昭和歌謡を熱唱します。
 

2.「All Smile Project カスミガセキガスキ」

日時
会場
内容

4月14日(月)〜5月末日(予定)
霞テラス
霞が関ビル現テナント90名の等身大・満面笑顔の写真を仮囲いに掲示、誰の笑顔がベストか?を競うコンテストを実施します。参加者は、90名の写真の中で、ベストと思う写真脇のQRコードを携帯で撮影、「霞が関ビル40th特別サイト」にて応募。このアクセス数を集計し、「All Smile Project グランプリ」を決定します。グランプリ受賞者に投票した応募者には抽選で賞品が贈られます。

 

3.霞が関ビル40周年歴史展示

日時
会場
内容

4月14日(月)〜6月末日(予定)
霞が関ビルロビー
霞が関ビル竣工当時から現在までの歩みを、その時々の社会・文化・流行事象とともに振り返る年表ゾーン、そして未来の霞が関ビル=現在施工中工事完了後の姿をCGで飾るグラフィックゾーンの2ゾーンからなる展示です。

以上

【「霞が関ビルディング」概要(平成20年4月現在)】

所在地 東京都千代田区霞が関三丁目2-5
建物規模 地上36階、地下3階建 高さ147メートル
敷地面積 16,326.40m2
建築面積 3,561.60m2
延床面積 153,223.69m2
基準階床面積 3,505.28m2
空地率 72.13%
設計・監理 三井不動産株式会社・株式会社山下寿郎設計事務所
施工 鹿島・三井建設共同企業体
構造 基礎および低層部分 鉄筋コンクリート造
地下1階〜地上2階 鉄骨鉄筋コンクリート造
3階より上層部   鉄骨造
スケジュール 着工  昭和40年3月
上棟  昭和42年4月
竣工  昭和43年4月
交通 東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅 徒歩2分
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅 徒歩5分
東京メトロ千代田線・日比谷線・丸ノ内線「霞ヶ関」駅 徒歩6分
東京メトロ千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」駅 徒歩7分
都営三田線「内幸町」駅 徒歩10分

【位置図】

 

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